• パートさんの嬉しい悲鳴

    クリーニングシーズンに入り、ネット宅配クリーニング(全国から宅急便で集荷)の、お布団が増えて来ました。 昨年は、500点程、お布団を預かりました。 お布団担当のパートさんは、僅か二名でです。 お布団が届くと、それを開封して一枚一枚チェックを行います。シミの具合、汚れの具合そして解れが無いか等々チェックして、表側の生地と、内容物(羽毛、シルク、羊毛、ナイロン等々)により、クリーニング方法を決めます。

  • たまには仕事

    私共は、衣装(バレエ衣装・舞台衣装他)のクリーニングをお引き受けしております。完全手仕事で、時間と経験が必要なクリーニングです。 今日はその一旦である、衣装袖先のシミヌキを紹介します。 これは、ドンキホーテの男性衣裳の袖先です。 多くの袖先は、このような汚れを抱きます。汗とドーランと、外からは埃が付き、このような状態と成ります。これを落として行きます。 これは、脂を浮かせる前処理を施し、水性ガンで

  • 潰れるんだったら早めに言ってくれ!!

    この言葉、今でも忘れません、いや、これからも忘れることは無いでしょう。 言葉の暴力が叫ばれている、時に言葉の暴力は、体罰よりきついことがあります。それは、いつまでも心に残り続けることがあるからです。 この表題の言葉、私共は当時(10年くらい前)クリーニングの下請け工場の立場で、この表題のような言葉、これに近い言葉はかなり聞こえて来ました。 しかし、この表題の言葉が何故こうもグサッと響いたかと申しま

  • 五月病・・・

    超大型連休も終わり、今日から仕事という方も多いでしょう。 激混みの満員電車に揺られながら嫌々職場に向かう、なんて人も。 勤めていた時の僕も、日本有数の激混み路線で通勤していたのでその大変さはよくわかります。月曜の朝は体が重くて仕方なかったのをおぼえています。 仕事はできる方だったので上司ににらまれたり怒られたりするようなことはありませんでしたが、同僚にはひどく責められている人もいました。今はどうし

  • 仕事と病院と利益計画と 絵と

    今年のクリーニングシーズンは、昨年とは全く違います、こんなにも気温によってシーズンが変わるのかと、改めて驚かされます。 3月、4月は、昨年対比3割ダウンと成りました。これって物凄くきついです。 しかし、この10連休前後に、嵐はやって来ました。 どうしてこうも、同じ日に、お客様はいらっしゃるのか、あるお店では、何人もの列が出来てしまいました。 この五月は、昨年比1.5倍くらいとなると思います。 同時

  • 中小企業再生法 申請に向かって

    世間では全く話題にもならない法律が、小さな会社達を守ろうとしている、それは高い高い敷居なのだが、この法律を利用して、会社の再生を目指そうと思って居ます。 その申請書類を、この令和の10連休(実際は昨年のカレンダー通り)に、作成して居ます。 この法律は2016年に施行されたもので、中小企業庁のホームページを覗いていただければ掲載されて居ます。 私共は、2012年頃から、銀行債務を返済出来なく成りまし

  • 私に取っての平成とは

    それは私を、動物から人間に近づけた時代、そう思って居ます。 そういう意味では、平成に感謝したいのです。 やっと人間らしく成れたかと最も感じたのは、やはり「病」です。 その前には、会社倒産、裁判、債権者からのひっきりなしの電話攻勢、それらの一つ一つが、私を育てたのかと思っております。 何故、病が私を育てたと思ったのか、それは・・・・・、 病に、お尻を決められたからだと思います。 もし、明日一日の命だ

  • さくらんぼ

    8年前に、会社がどん底に近い年でしたか、何故か「サクランボ」を工場前のスペースに植えました。 通りかかった植物園に、その苗木は売られて居ました、そうだなあ、同じ桜を植えるなら実が生った方が良いなと、何故か思ったのです。 でも、サクランボって、どれくらいで生るんだろう、桃栗三年柿八年、梨のばかやろ18年って、誰かが酒の席でうなっていたっけ、まさか18年ではないな、8年かなと勝手に思いながら、植えまし

  • 育ったなあ、

    そしてありがとな。 家の玄関口のほんの僅かな場所に、鉢植えを並べ始めたのが8年前でした。 8年前に、引っ越してきたのです、前の家から。 その前の家に有った鉢植えも、同時に引っ越しました。それらを玄関前に鎮座させました。 中心を成してしるパンジー達は、昨年末に苗を植えたものです、当たり前ですね(笑)、左奥のクンシランは、今年初めて咲きました。 この花々を見るたびに思い出すのは、追い立てられるように引

  • あるパートさんの悲哀

    ある日の朝、パートさんから電話が入りました。 ポスレジが立ち上がらないのと、その前にスイッチを押しても何の反応もないのと、困惑して居ました。 本社の担当が、そのパートさんに聞きました。 電源は繋がって居ますか?と。 え!!電源って、しばらくして、あら嫌だ、コードの先が外れて居るわ、ごめんないさい今差し込んだら、立ちがったわ、と。 それを聞きながら私は、そんなもんだなあと思ったのです。そのパートさん

  • 微差は大差

    マスターズゴルフが終わりました、奇跡のタイガーウッズ復活の優勝でした、しかし眠い"(-""-)" 興味の無い方はどうぞ、飛ばして下さい。 私、今はゴルフして居ませんが、30年以上前に、ゴルフというものをかじって居ましたので。マスターズは欠かさず観ています。 メジャー14勝のタイガーも、病でここ数年ゴルフが出来ない状態でした、それが復活したのが昨年春ごろだったか、徐々に体制を整えて、試合勘も取り戻し

  • 何気ない日々の大切さ

    朝、太陽が昇り一日が始まる、その始まりを当たり前と思いつつ、でも、これが実は当たり前ではないとこの頃、確かに思うのです。 その朝、妻が昨日の愚痴を言う、そうだったのかと、片耳で聞きながら今日の仕事は大丈夫だろうかと、想いを馳せる。 何だ貴方は私の言うことを聞いていないと、妻の言葉を聞きながら、私は出勤の時間となるのです。 太陽、妻の愚痴、聞いていない私(実は聞いていると思って居る)、そして出勤、こ

  • 11人目の職人さんが辞めた時

    現在、私共には、たった一人のクリーニング職人(技術者)さんがおります。彼は真面目で、当初から他の職人さんとは交わらず、孤高を通してきた人です。 前のブログ「職人さんの痛烈な一言」の後、一人そして一人と、退職をして行きました。その度に私は、仏壇の父に報告をしました。 何故なら、その職人さん達は、父が田舎の中学の先生から紹介を受け、集団就職で上野の台東体育館に連れられて来た少年達だったからです。 貧し

  • 職人さんの痛烈な一言

    職人代表 社長、俺たちの給与を下げる前に、社長の報酬を減らしたらどうですか? これは今から21年前の話です。 会社を立ち上げて、前の会社の職人さん達を雇い、でも何度も書いてきたように、宅配達はどんどん離れて行き、売り上げは3年で半減しました。 稼ぐ者達が居なくなり、残っている者達はアイロンを持ち品物が来るのを待っているだけ、私はこの現実を会社立上げの時に見極められなかったことを非常に後悔しました。

  • 自分が自分を見放してはいけない

    かなり以前のことです。 ある飲み屋で、くだを巻いていた時に、偶然隣の青年と意気投合し、話をし始めたことが有ります。 私の心の中は、会社は諦めよう、みんな出て行ってしまう、居るのは稼ぎのない職人ばかりと、苦情の山でした。そんな私の心はバレバレだったのでしょう、でも、青年は私にこんな言葉を浴びせました。 ご自分を見放すのですか、と うん?、何を今言われたんだ、私はほとんど酔っぱらっていて、それ以外の会

  • 二つの命

    一人の人間には、二つの命があると、この頃痛感して居ます。 それは、肉体の命、そして心の命です。 重篤な病となった時私は、病に犯された身体より、心が傷み、萎え、自分の心が自分で取り戻せないような世界に入って行きました。 余命二年かあ~、それを告げられたのは「心」なのでした。 しばらくは何も手につかず、どうやって死のうかと真剣に考えました。何故って、管だらけで病院のベッドで、モルヒネを打たれながら痩せ

  • 古着の「一歩」さんが

    前日このブログで紹介させていただいた古着の一歩さんの店舗が、今日(3月14日~31日)から、立川ルミネの二階で、期間限定ショップを開きます。 ☆以下をクリックしますと、一歩さんのページに飛びます。 一歩さんの古着(オールドファッション)の一部は私共で、良質な洗剤とオゾン水で洗ったものです。古着独特の香りは消えております。 一歩さん、洗濯大好きで、大学を出て直ぐにクリーニング会社に就職、クリーニング

  • 黒字倒産?

    18年の間、マイナスを重ねてきた会社、19年目、20年目と、わずかな黒字に転じました。私共は、3月末決算ですので、間もなく今年の数字がつまびらかになると思います。 ここに来て、大変な事態となり、頭を悩ませています。それは、黒字倒産という怪物に寝起きを襲われたような感覚です。 クリーニング屋にとって、1月、2月、3月初めまでは、売り上げが四分の一くらいに減ります。仕方がないなんて言ってられないのです

  • 変化を嫌う人々

    会社が大きくなるほど「保守的」な人が増えるような気がする。 変化を嫌う輩が増える、気持ちは分からなくもないけれど。 口癖は、「今までそうだったから・・・」。 変化を嫌うとは違うのかも知れないけれど、目の前にあることが 一度でも面倒(合理的ではない)だと思うことは、変えていくべきだし、 そのことによって空き時間ができれば、別な仕事を創造できるかも知れない。 僕の相方は、この会社に勤めて30年余り、長

  • 薄紙を剥ぐように

    自転車操業とはこの事だと、見本のような月日が流れています。 クリーニングは、他の商売も同じでしょうか、2月、8月は、閉めた方がよいくらい、お客様は来ません、何故なら、洗うものがないからです。 そんなこの時期、完全自転車操業で過ぎんとしていますが、笑われるかも知れませんが、今年はお祝いをしたいくらいなのです。 ☆今の、工場風景です。 何せ、創業以来初めて、お金を借りないで過ごせそうなのです。給料を払

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